山茶花には気をつけて

 庭の山茶花を剪定していた後で、痒くなり、両腕に湿疹が出来てしまった。老母は皮膚科に行って診てもらったら、原因が山茶花の剪定だとわかりました。正確には山茶花の葉裏に巣くう毛虫の毒針毛で、毛虫がいなくなっても、目に見えない小さな毒針毛は、風に待って、人肌に付着していたずらをするということ。

この毒針毛に接することによって皮膚に激烈な痒みを伴う皮疹を生じます。公園などで遊んだ小さな子供や庭仕事をした大人に多くみられ、ツバキやサザンカに接した当日から翌日に症状が出現します。チャドクガの幼虫は葉の裏側にいることが多く、毒針毛に刺されても疼痛はないので、毛虫の存在に気付いていない患者さんがほとんどです。よく問診すると葉に毛虫がいたようだと答える人が少数いる程度です。 ー
http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~derma/disease-kemusi.htmlよりー

 気を付けてください。「かゆい山茶花の宿」ですね。よく調べたら、もう毛虫はいないのですが、空中に毒針毛が舞っているらしい。