お騒がせ、共同出版デス

危ない!共同出版―夢を食い物にする錯覚商法

危ない!共同出版―夢を食い物にする錯覚商法

 石猿日記経由ですが、新風舎問題の記事がアップされていました。この本『危ない共同出版』はリアル書店に結構、平積みされていますね。図書館にリクエストしておこう。
 この問題に関しては「自己批評の視点」がないと、なかなかアドヴァイスが難しい。僕の知人にも、別の共同出版社ですが、似たようなコンタクトがあったのですが、彼に言ったことは、そんなに素晴らしい作品と思うなら、全額、貴社の費用負担で出版してくれませんか?、百の褒め言葉には、感謝しますよ、だったら、僕に賭けて出版しなさいよ?と。遠慮しないで編集担当者に言ってやればいい、どうしても出版したいなら、自己負担で、自費出版すればいい、もし、共同出版社が250万円なら、50万円で自費出版して、自分で営業する。まだ、その方がましだよ、自信があれば、発売を出版社に頼んで流通にのっけてもらう。その時、販売経費を発売元に払えばいい、ナットクできるじゃあない…、って。
 まあ、お金が余っている人は、サルベージのための処方箋として安上がりかもしれない。
 少なくとも、自己肯定感が得られますからね、自信が出来ることは、その切っ掛けがなんであれ、いいことですよ。いい目を引く流れも呼び寄せることもあるかも。こういう場合は自己責任っていう言葉を使っていいのかなぁ?
 相変わらず、「夢」には需要があるわけで、高くつくことは当然だとも言える。
 参照:実際の契約書を見て検証したいなぁ、http://onigumo.kitaguni.tv/e421544.html
 id:n-291さんも書いているように、色々な作家、アーティスト達が、参加し始めていますね。
それだけ、ビジネスモデルとして、有効なのでしょう。そのことがわかった上で、結果として広告塔みたいになったところで、これも又、市場原理だから、問題が生じた時、個々人が民事訴訟として裁判沙汰にするしかないでしょう。大上段に「公」を持ち出しても、解決案は見いだし得ないですね。 もっと、作家、言論人たちがこの問題について発信して欲しいですね、僕の記憶では一番真摯にこの問題について考察したのは、当事者としての問題も絡めて具体的にブログで書いてくれたのは詩人の○○さんでしたが、今、アーカイブで確認したら見当たらなかったので、紹介は保留。
 参照:新風舎だけが批判されていると文芸社は問題ないと誤解する人が出そうなので、共同出版自体に問題があることを広めないと - ARTIFACT@ハテナ系