大河内山荘の紅葉

　肌寒い嵐山でしたが、渡月橋を歩いていると、雨上がりに虹がかかりました。デジカメを取り出して撮ろうとしたら、あるはずのないデジカメがない！慌てましたね、それまで、大河内山荘で１００枚ほど、苔とか石畳の写真を撮っていたのです。よく考えたら、バッテリー切れになって、手袋の中にカメラを押し込んで、大堰川沿いのベンチに座って弁当を食べていた時、カメラの入った片方の手袋を落としたらしい。法輪寺の方に向かって橋を渡りきったのですが、急いで引き返したら、奇跡的に手袋がベンチの下に転がっていました。周りは人が一杯いたのに、誰も片方だけの手袋に目もくれなかったのでしょう。まさか、中にカメラを突っ込んでいるとのは思わない。
　虹のお蔭で２０分ぐらいで、気がついたわけで、バッテリーが切れていたから撮影を諦めていましたからね。虹を見てひょっとしたら充電が復帰して撮影できるかも知れないと思ってカメラを取り出そうとしたわけです。「ナイ」、しょうがないと半ばアキラめました。まあ、冷静に考えれば、片一方の手袋なんてゴミでしょうねｗ。
　念のためカメラのスウィッチを押したら大丈夫でした。