リアル本屋の火が又一つ消えた一年

 今年の出版流通ニュースで、衝撃だったのは、書肆アクセスの閉店だろう。書肆アクセスは、神田神保町すずらん通りにあった、地方・小出版流通センターのアンテナショップである。僕は神保町に寄った時は、店を覗いたもんですが、東京を離れてから一度も行っていない。右文書院の『――神保町すずらん通り1976-2007』の本が出版されたのですが、売り上げが好調みたい。100人以上の人が文章を寄稿しているが、懐かしい名前もあります。