病院に本を寄贈
- 出版社/メーカー: ユーラシア旅行社
- 発売日: 2007/11
- メディア: 大型本
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張り紙があって、思ったより蔵書が多く、整理できないので、暫くの間寄贈をお断りするとのメッセージがありました。総合案内で詳しく訊くと、看護士の方がボランティアでやっているみたいで、本は集まったのはいいけれど、図書番号を付けたり、貸出記帳ノートを用意したりと、後作業が大変みたい。そりゃあ、そうでしょう。
東京の地下鉄で今、やっているかどうか知らないけれど、駅内に棚を設けてご自由に貸出下さいとのサービスをしていたが、別に貸出ノート、貸出票とか、図書番号を付けたりもしていなかった。ただ、駅の図書であることを明記する印判を押していただけで、主に、通勤、通学の人たちの常識に任せて自由に貸出をしていたが、そんなんでいいと思う。僕も段ボールに何箱か、引っ越しの時、寄贈しましたが、駅の人も、殆どそのまま、棚に差すだけだから、喜んで取ってくれました。
段ボールで、返却ボックスのようなものを作っていたが、一々貸出票との付き合わせ作業だけでも大変。こんな病院のようなちゃんとしたやり方なら、熱意はわかるが、もの凄く作業量が増えますね。あくまで本業以外の善意の仕事ですからね。それにしても、当分、寄贈を断るとは問題なので、その旨問い合わせたわけです。
もし、手に負えなければ、「僕がボランティアをやってあげるよ」と言いましたがさて、どうなりますか、図書館と同じようなやり方をする必要はないのです。ざ〜と、棚を見たら、これはという本がなかったですね。ただ、ちくま文庫の『岡本かの子全集』が全巻そろっていたのには驚きました。コミックも少ない。
そんなことで、時間を潰したら診察の呼び出し端末が鳴りました。
帰りに病院の近くのヴィレッジヴァンガードに寄ったら『風の旅人・29号』があったので購入する。買いそびれていたのです。バックナンバーをこの病院に寄贈してもいいなぁと思いました。