千人の著者たち

毎日JPニュースによると、新風舎破綻:再生手続き、地裁が廃止を決定だし、ミクシィニュース(http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&id=386573)もアップされている。
印刷会社「帆風」のHPによると、既に発注済のお客様が1000人近くもいらっしゃるんだね。前受け金が一人頭200万円として、20億円となり負債額約20億円と計算は合うのですが、自費出版なら預かり金のような性格だけど、共同出版というビジネスモデルだから、一種の共同出資のようなお金になるのでしょうか。(1)商業出版(2)共同出版(3)自費出版という三通りのビジネスモデルが大まかにあるけれど、出版・流通史の中において、いつの頃から共同出版が登場したのでしょうか。本来、(1)と(3)だったわけでしょう。取次も取り扱うようになったのはいつの頃か、そのあたりの出版流通を踏まえた共同出版に関する分析・検証があってもいいと思う。
しかし、1000人の著者の方々はどのような着地点を考えているのでしょうか。