すばる文学カフェ(宮内勝典・青野聰)

ぼくは始祖鳥になりたい (集英社文庫)焼身海亀に乗った闘牛師永遠のジブラルタル
もうずいぶん、昔の話になるのですが、「すばる文学カフェ」なんてありましたよね、
パソコンを始めた頃、ネットでこんな素晴らしいパフォーマンスを視聴出来るんだとビックリしましたが、
その後、このようなコンテンツがアップされなくなりましたね。
でも、データとしてアーカイブされていたので、クリックしたら、聞き惚れてしまった。
第一回から第十二回まで、記憶があります。
取りあえず今日は、第八回の宮内勝典さんと青野聰さんの朗読と対談を再生です。
青野さん(part1)と、宮内さん(part2)がそれぞれ自作を朗読しますけれど、(part3)の2人の対談から聴くと入りやすいかもしれない。タバコでハイになる話から、インド、そして、現在の日本の文学シーンについての危機感、しかし、中上健次についてこだわっていますね。質問タイムで、ルサンチマン自己実現のやるせなさについて語っていたが、益々この傾向が拡大した十年だったかもしれない。青野さんがいう「昼寝」が出来る社会をめざしたいものです(60分)。合計で二時間半になります。1999年ですか。(見ててくれ!)
 確かにカフカ自身の朗読の音源が残っていれば、スゴイよね。地元の図書館で、岩波文庫の『ゴッホの手紙』の中巻、下巻がリサイクルであったので、押入のどこかにあるかもしれないが、もらってきました。時々、欠本でリサイクル棚に「これは」という本が並ぶことがあります。