社保庁、800万人に通知開始

社会保険庁は9日、後期高齢者医療制度長寿医療制度)の保険料と、保険料を天引きした後の年金の受領額を明記した通知書の送付を始めた。(日経新聞4/10)

 実際、75歳以上の後期高齢者は1300万人いるのですが、保険料の徴収を半年間免除されたり、年金額が少なくて天引き出来ない人がいるためなのです。
 ところで、「ポストモダン」/「後期近代」とどのように違うのかと考えていたら、ポスト(モダン)高齢者/後期(近代)高齢者と似たような問題があるんではないかと、ふと思いました。「若者」が近代で発見されたように、「老人」も近代化の中で発見されたのであろう。
 上野千鶴子の『おひとりさまの老後』にしろ、日野原重明の生き生きした老人、なだいなだの「市民老人?」にしろ、近代の準拠枠で生かされているんだろうねぇ。
 少なくとも、ポスト・モダン高齢者ではないと思う。
 もし、ポスト・モダンな老人と言えば、『老人力』の赤瀬川原平、『死言状』の山田風太郎、『楢山節考』の深沢七郎あたりになるのかなぁ。
参照:http://kazuyaserizawa.com/synodos/mm/discussions/01/01.html
http://www.youtube.com/watch?v=F3dOViloVgk