混合診療とは?

NPO法人「日本医療政策機構」の調査によると、がんなどの命にかかわる病気では、健康保険が使える治療と保険が使えない治療を併用する「混合治療」を認めるべきだとの意見が一般成人の約八割を占めるとのことです。

現在は混合診療を受けると、保険でまかなえる治療部分も全額負担になっている。厚生労働省は「お金がないと進んだ治療が受けられない恐れがあり、現行の保険制度を揺るがしかねない」と保険制度上の混合診療を原則禁止にしているが、政府の規制改革会議は全面解禁を主張。昨年11月には東京地裁が「禁止する法的根拠はない」と判決(国が控訴)を出している。同機構の近藤正晃ジェームス事務局長は「タブー視せずに是非を議論すべき時期にきている」と話している。……(日経夕刊4/8)

とても悩ましい問題です。患者として100%保険診療でまかなえる範囲内で決断がつくかということですね。入れ歯にするかインプラントにするかというのと違うからねぇ。ちなみに、歯科医院で、総インプラントにするとどれくらいかかるだろうかと訊いたら600万円ぐらいらしい。一本、20万円ですか、保険がつかえないと大変です。
当然、僕は保険のみの総入れ歯を選択しますねぇ。
今のところはそんな事態が到来していませんが、いつかそうなるでしょう。
でも、ネットで知っているある人は、歯医者さんのお勉強の被験者というか、インプラントの技術を磨くために「タダ」でやってあげますと、大出血サービスがあって、やってもらった人がいました。
その人は、その顛末記をネットにアップしていますがねぇ(笑)。
参照:『混合診療訴訟』(http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20071108