アクションをおこさせる本、

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

僕は三月頃、都築響一の『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃ ならないんだ』のエントリーアップしたが、ブックマークしている本屋のほんねさん(5/25)、うたかたの日々さん(5/25)が同時に熱い書評をアップしているので、改めて、都築さんの『誰も買わない本は〜』、「買いたくなる本」だと痛く感じました。
本屋のほんねさんは、都築さんの書評を読んで書評で泣けるというのは、結構すごいことなのではないかとおしゃっているが、リンクを辿ってゆくと、イハラハートショップ企画で都築さんのイベントがおこなわれレポと写真がブログアップされているんですねぇ。
うたかたの日々さんが書いているように「オンライン書店ばっかじゃなく、本のソムリエ、町の書店の復活もありだと思うのだが。」は、そうありたいです。自力文団さんが「仏文」の復興をとチカラ強いコメントをしてくださっているが、都築さんの本は説教本、自己啓発本とは対極にあるが、読み手にアクションを起こさせる駆動力を持った本だと思う。脱力系なんだけど、不思議なエネルギーに溢れた本ですよ。
「片隅に身を置くことでエネルギーが充満する」、そいういことってある。メインストリートだけが生きる場ではないんだ。路地裏に入ればこそ、蘇ることってある。

標題のなが〜い「だれも買わない本は、だれかが買わなきゃ ならないんだ」ってハードボイルドの名探偵フイリップマーロウが言いそうな台詞だなぁと感心したら、ヤンゴンで打たれた報道写真家長井建司の「だれも行かないところは、だれかが行かなくちゃならない」の名台詞から示唆されたみたい。
 恐らくここで取り上げられた本の殆どは著者が大新聞の読書面で取り上げたところで、数千部で上がりというささやかなものでしょう。でも、とても気になるし、読んでみたい気にさせる。ー続く(http://www.bk1.jp/review/0000465012

 というわけで、又、この本を紹介させてもらいました。