しかし、よく売れますねぇ

 追伸:赤木智弘さんが、ここのコメント欄で『蟹工船』は青空文庫で読めるよとのカキコをしてくれました。
 そりゃあ、そうだ、http://www.aozora.gr.jp/cards/000156/files/1465_16805.html
 小林多喜二の『蟹工船』は「ロスジェネ」の書店員さんが仕掛けたんですねぇ。やっぱし35万部ってスゴイです。まだ、まだ、出版業界も掘り起こすコンテンツがあるっていうことでしょう。
http://jp.youtube.com/watch?v=YFLjFLfhos8
http://www.youtube.com/watch?v=EVXZkypX3fQ
 こちらの動画は削除されたみたいですねぇ、アクセスできなくなった。
 オルタナとして、佐藤優さんの動画「『蟹工船ブーム』について 」を張り付けます。

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)蟹工船・党生活者 (新潮文庫)蟹工船・党生活者 (新潮文庫)蟹工船・党生活者 (新潮文庫)蟹工船・党生活者 (新潮文庫)蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
 「ロスジェネ」とそんなに歳が違わない橋下知事にこういう現象をどう理解しているのか、訊きたいです。

萱野さんの論文「なぜ私は左翼なのか」(超左翼マガジン『ロスジェネ』収録)では、左翼のよさは、実存や生き方に介入しないこと、とあります。大いなる論争テーマだと思いました。ー東京新聞「『蟹工船』ブームの背景」(28日付夕刊) : My Last Fightよりー

 浅尾大輔さんの言うある種の禁欲は実効性のある運動として必要かもしれない。具体的に一つ一つをモグラ叩きのように根気よくつぶしてゆく人も必要であろう。