〜団塊の世代の思想家・アーティスト・ライターたち〜
ロスジェネのトークイベント【萱野稔人・浅尾大輔・大澤信亮・増山麗奈 「われわれサヨクの存在証明 -国家権力に抗うプレカリ×アート-」】がジュンク堂池袋店で行われ60席が満員で、とても盛り上がったらしいですが、「ロスジェネ」の仮想敵国?は団塊の世代ですか、まあ、そんな世代間闘争に回収する愚に対して、パネラーのみならず、ミクシィでロムするかぎりは、参加者も意識的であって、避けられないグローバルの中でナショナリズムの問題、階級に引き寄せて貧困問題を世代間を越え、左、右も越えて侃々諤々やりましょうというポジションは共有しているみたいですねぇ。
だから、具体的に仮想敵国化される団塊の世代の名前をあげるのは、あまり意味のないことですが、ネタとして、前々回のエントリーの対称系として〜団塊の世代の思想家・アーティスト・ライターたち〜BOXを設置してみました。
一応、はてなの定義では団塊の世代は1947年〜1951年生まれということになる。そう言えば、「団塊フリーター計画」なんて過去ログがありました。
僕の身近な団塊の世代は、稚気溢れ、脱線気味であったけれど、パワーフルでした。僕が勤めていた本屋は、会社更生法が適用され、オモチャと本のチェーン店だったけれど、高田馬場のアパートを借りて、自分たちで労働組合を立ち上げました。その中心メンバーは団塊の世代たちで、運動の経験のある連中が多かったのか、原宿通りのデモも行い、上部団体に属さない単独の組合で、自分たちの組合費だけで運営して見事に成果を得ました。会社更生法が適用になったにもかかわらず、給料が上がり、小売業は売上げが勝負で日銭が入りますからねぇ、団結力が増したのか、社員持ち株制度も導入して、売上げがドンドン増えて、予想より早く会社更正法が解除されました。高度経済成長、バブル時代への突入という時代背景があったけれど、団塊の世代の人はパワーがあったことは間違いない。
ところで、池田信夫さんが、ノンワーキング・リッチという面白いエントリーをアップしましたが、池田さんのブログを読むと、ハイテンションな団塊の世代のノリを感じて、僕の中では団塊の世代の典型として池田信夫さんがありますが、1953年生れなので、外れました。残念。
【1947年】北野武、中西輝政、荒俣宏、本宮ひろ志、山岸凉子、大島弓子、池田理代子、橋本大二郎、石川好、 岸部一徳、加藤哲郎、 星野仙一、尾崎将司、 鳩山由紀夫、宮本輝、景山民夫、津島佑子、 Dr.コパ、 寺尾聰、小倉智昭、 植田まさし、西岸良平、 弘兼憲史、小田和正、北方謙三、 西田敏行、尾高忠明、沢木耕太郎、安彦良和、山上たつひこ、立松和平、池田清彦、田口久美子
【1948年】上野千鶴子、加藤典洋、橋本治、糸井重里、森山良子、鈴木宗男、里中満智子、浅野史郎、赤川次郎、つかこうへい、泉谷しげる、江夏豊、 沢田研二、かわぐちかいじ、井上陽水、柳沢きみお、河村たかし、谷村新司、村西とおる、
【1949年】絓秀実、萩尾望都、 高田渡、村上春樹、南こうせつ、武田鉄矢、大竹まこと、松本隆、 矢沢永吉、やしきたかじん、関川夏央、テリー伊藤、
【1950年】内田樹、矢作俊彦、竹宮惠子、森田芳光、山田正紀、吾妻ひでお、志村けん、吉永みち子、坂東玉三郎、中沢新一、夏目房之介、八代亜紀、佐藤良明、平出隆、リービ英雄、久石譲、姜尚中、
【1951年】高橋源一郎、桐野夏生、夢枕獏、あだち充、忌野清志郎、御厨貴、坂村健、 浅田次郎、