二回目のパブリックコメント投稿をしました。

ホットニュース:自衛隊研修を橋下知事撤回毎日新聞6月30日夕刊)

 大阪府橋下徹知事は30日、府庁新別館で開かれた職員との意見交換会で「自衛隊研修はやりません」などと述べ、体験入隊による職員研修を導入する考えを撤回した。これに代わり、04年度まで新規採用職員に実施してきた合宿研修の復活を検討するという。

 少なからず、僕の二回目のパブリックコメントが影響を与えたのかなぁ、そんなことはないかw。
 そのパブコメの投稿内容はこちら↓です。(記:6月25日)

 一回目のパブリックコメント投稿をしましたが、ブログ公開から触発されたことを二回目のパブリックコメントとして投稿いたします。
 先日、橋下徹知事は陸上自衛隊信太山駐屯地で訓練を視察後、記者団に「府庁の事務職にどっぷり慣れ親しんだ職員に、私も含めてこうした訓練を受けることが必要かもしれない」と述べ、中堅職員の体験入隊を検討する考えを示したという趣旨のマスコミ報道がありましたが、報道の内容に多少の温度差があるものの、可能なら体験入学させたいとの府知事の願いだと思います。
 しかし、実際、費用対効果のことを考えると疑問がわき上がります。
 自衛隊の本業は中高年を対象とした教育訓練機関でないことは間違いない。高野山とか延暦寺永平寺とかそんなお寺さんでの合宿修業というのならまだわかります。メタボ対策として、「大阪城公園一周のジョギング」を中高年職員が率先して模範を示すということなら、大賛成です。
 新入社員の研修ならいざしらず、中堅幹部を二泊三日の自衛隊体験入学なんて、単なる知事のパフォーマンスと思われても仕方がない。もし、やるなら泊まりがけトークライブをやって、侃々諤々のやりとりの中から知事共々意識改革をして欲しい。
 自分も変わって相手も変わる。そのような双方性がないと人は変わらない。互いが互いの当事者になる閾まで降り立たないと人は変わらない。
 ネットで元自衛隊の人が体験入学して意識改革ができることはまずあり得ない。むしろ、人間って自衛隊の訓練程度じゃ変わらないんだって、変な自信が付いたくらい。それより、それぞれの地元で、大阪府の職員は消防団に入ってもらい、消防操法訓練、救命の講習を受けてもらったり、地域の防災活動に取り組んでもらいたいとコメントしていたけれど、確かに自衛隊体験入隊なんかよりも、消防団で地域に密着した活動をしてもらったほうが、地域の防災力向上にもなりますねぇ。
 府の職員に限らず、市町村の職員もそれぞれのコミュニティで防災活動のリーダーになるぐらいのアクションがあってもいい。町内会の活動をするのも体験入学です。ちなみに私の町内で200人以上の住民を動員して小学校の運動場で防災訓練が予定されています。
 消防団の体験入学で泊まりがけの集中訓練のカリキュラムってないのでしょうか。

一回目の投稿はこちらです。