2008-10-12 ここにある小説の希望 小説 叔父の法事で倉敷まで行ったのですが、日帰りはやはり疲れる。このブログを書き終わったら早寝しようと思う。 車中で保坂和志の新刊『小説、世界の奏でる音楽』を読み始める。 5章の「ここにある小説の希望」の「『古事記』の驚くべき読み方」で英文学者・大津栄一郎の『古事記』の深すぎる読みというか、純粋というか「その読む行為」に保坂和志が驚いて引用しているのですが、その引用部分を読んでいると大津さんの『古事記』を読みたくなった。 前後の文脈は岡田利規の小説『三月の五日間』なのです。