「働かないことで働く」(見守り)
◆京都大学非常勤職員・ストライキ - Freeter’s Free Memorandum
- 作者: 有限責任事業組合フリーターズフリー
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: 単行本
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ある人が元老山県有朋の老害に触れて、
60歳定年制はむべなるかな、と思いましたよ。
確かに経験は尊ぶべきものですが、やっぱりある程度の年齢はからはどうしても思考が硬直化しますもん。
権力を持った人間が年を重ねて、影響力を持ち続けるのはその組織を弱体化させることのほうが多いのではないかと思います。老害。
少なくとも一線は退いて「見守る」姿勢じゃないと。
今後の労働人口の減少、高齢化を受けて、65歳雇用延長制度が推進されていますが、それより30歳代の労働訓練及び雇用推進に力をいれるべきだと思うんですが。
65歳の僕としてもm(__)mとなるのですが、地域の老人会の資格は65歳からなのです。だけど、60代の人で老人会に入っている人は少ない。平均年齢は80歳に近いでしょう。理想的には60歳を越えたら対価のある労働は若い人達に譲って、地域の自治会、町内会、老人会などのボランティアをやってもらいたいねぇ。そのような仕事は一杯あります。『フリーターズフリー』という本は『働けと言わないワーキングマガジン』というコンセプトで活動していますが、「働かないことで働く」みたいな働き(見守り)をすれば、ある人に「老害」と言われなくて済みますね。地域でやるべき仕事は主婦のみなさんがかってアンペイドワークとして家庭内でやっていた労働を年寄り達がやると言うことです。