広島電鉄

リストラとワークシェアリング (岩波新書)

広島電鉄が労使合意で「非正規雇用の３００人を正社員に」という新聞報道が昨日なされたが、職種別に賃金体系を一本化して新しい退職金制度も導入するらしいですね。毎日新聞の記事によると、「正社員の約３割に当たるおおむね５２歳以上の賃金が下がるため、「調整給」を支給するほか、定年を６５歳に５年延長し、生涯賃金が下がらないよう配慮するという。」
ずいぶん前から、ワークシェアリングの導入が叫ばれているが、なかなか実行されない。広島電鉄の試みが「ワークシェアリング」の変体にあたるのかどうかわからないが、かような実効性のある労使合意は評価してもいいのではないか。
http://www.asahi.com/business/update/0326/OSK200903250131.html（１）
http://www.asahi.com/business/update/0326/OSK200903250131_01.html（２）