かみさま、ほとけさま、

昨日は、朝早くから、神様、仏様のルームシェア漫画『聖☆おにいさん』ではないけれど、神峯山寺護寺会春のバスツアーに参加して桜爛漫の比叡山延暦寺に上り90歳の天台座主半田探題大僧正のお話を聞いたり、下って下加茂神社の拝殿で神事祈願の参列して、
若い神主の共同体を守り、引き継ぐことがいかに大事かと熱っぽく語る勢いに驚いて、昨日の京都は五月下旬の暖かさも倍加して、汗だくになりました。総勢270人。
「神仏霊場会」の朱印、納経をしてもらい、納経帳をもらいましたが、この納経帳は神社、お宮、お寺がルームシェア(同居)しており、神仏霊場一覧表が納経帳に記載されているが、みなと別れて出町柳から御所に参って傍らの梨木神社に寄って美味しい水をペットボトルに頂戴しました。
折角だから朱印をもらおうかと納経帳を社務所に差し出したが、梨木神社は登録されていなかった。それで、昨年スタートしたばかりの神仏霊場会について色々聞きましたが特別参拝・伊勢神宮と全150社寺が登録されているわけです。
集英社新書で「神仏霊場巡拝の道」の公式ガイドブック『神と仏の道を歩く』が発売されている。
仏教では色んな学校があり、教典を整備されているが、神道の場合はどうやって勉強するんだろう?って訊いたら、カタチ、作法を学習すると言っていましたね。茶道の修業みたいなものかなぁと思いました。
《日本で神道学科のある大学は皇學館大学國學院大学の2校のみで、所定の課程を修了することで正階、さらに必要な実習を経て明階(「階位」参照)が授与される。他には、皇學館大学國學院大學、一部の神社庁で年2回行われる階位検定講習会(1か月間程度)に参加するか、全国に数校ある神職養成所(2年間)に通う方法もある。なお、養成所に入所するには神社庁の推薦状が必要な場合もあるので、まずは身近な神職に相談する必要がある。通信教育によって検定試験を受けるという方法もあるが、これは急遽神職の資格を取らなければならない場合(実家の神社の跡を継ぐ必要が生じた場合等)に限られる。》とウィキペディアで書いてあったが、若い彼のしゃべくりは面白かった。
どこかの書店のトークイベントで若い神主さんにしゃべくりをやらすと面白いなぁと思いました。若いお坊さんと神仏混合について対論をやらすわけ。
明治維新神仏分離令により廃仏毀釈が行われ、それ以前は神仏混合の時代だったわけで、混合の意味合いについて語れると思う。コミックで『聖☆おにいさん』 を描いた中村光の底流にもかような神仏混合の心性があるんではないか。帰りは京阪三条から電車に乗ったので、ブックオフに寄ったが『聖☆おにいさん』をちょっと立ち読みしました。成る程、面白いと思いましたよ。
参照:beginner* ひさびさ回転ズ