バラ/修験道/1968

神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
病院で頸動脈エコー検査を始めてやりました。エアコンの音が良く聞こえる個室でゼリーをつけたプローブ(タバコの箱のようなもの)を首にあて、血管の太さ、壁の厚み、内部の様子、血液の流れを調べる検査してもらったのです。
苦痛はないのですが、ベットに横たわって女の検査師?の方が、端末ににつないでデータを取る作業がスムーズにはかどるようにこちらも緊張しているから何となく息をつめるような感じになり、大変でした。20分間ぐらい、じ〜としていたのです。
病院の前に中之島に寄って一部リニュアールオープンしたバラ園(なにわ橋)を傘をさして覗いてきました。画像がそうです。
それから、中央公会堂で大正ロマン定食を食べ、雨の大江橋を通って、渡辺橋近くのジュンク堂大阪本店に寄りました。
そこで、棚歩きをしていたら、『修験道』というコーナーがあり、そう言えば某図書館で本の引っ越しボランティアをしたら、フランスから来た留学生の女の子と一緒に作業させられたので、「何を研究しているの?」と訊いたら、「修験道」、え!と絶句したことを思い出し、ちょっぴり修験道に関する話をしたのですが、僕だってあまり知らない。棚を見ると松岡正剛の「連塾ー方法日本ー?」『神仏たちの秘密』がある。
来週の木曜日、相国寺の承天閣二階で松岡正剛の講義があって、当日は病院の診察があり、13:30分に間に合うか微妙なところ。
何とか聴講したいと思う。だけどこの本を見ると、この講義とつながっていますね。それで本書を購入してしまった。

ついでにふと思い出した小熊英二の『1968』について訊きました。
今月の末か、来月の初め頃に発売とのこと。何と、上巻が1000頁。下巻が1100頁。
ジュンク堂のスタッフにあんまり重いと持って帰るのが大変だねぇ、こういう時こそ、ネットで購入が便利がいいねぇと、オヤジらしいイヤミを言ったら「5000円以上購入の場合は送料無料で配達します」と返された。なるほど。
でも、こんなに高価で重いと地元の図書館に予約するのが一番だなぁ。松岡正剛の千夜千冊(8冊セット)も置いてくれたもの。
さっそく、地元の図書館にリクエストしておこう。
マイク真木の「バラが咲いた」は1966年なんですね。1960年、1968年を語る人は沢山いるし、資料も揃っているが、60年安保が終わって、64年の東京オリンピック。それ以降の65年、66年、67年を語る人はあまりいないけれど、かような歌がヒットする時代背景を考えると面白い。
60年は西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」、68年はいしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」ですか。