昼下がりの石清水八幡宮


午後三時半過ぎ、歩いて石清水八幡宮の「ひだまりコース」を登っていったが、竹薮の中、小川沿いをちょっとぬかるんで、足もとに川蟹、見事はヤンマがゆっくりと飛んでいたが、薄暗く誰にも行き会いもせず、たったの一人でした。大体、山道は20分のコースだけど、ちょっぴり不気味な緊張感があって汗だくになりました。
やっと神社の参道に出たわけですが、社殿が見事に改装されていました。参道から改めて正面から対峙すると、珍しくも僕が一人ということもあって正門から社殿を覗くと、広い空間の中に「そうか、社殿は正面を向いていず、はすかいに左に向いているんだ」と改めて気づきました。シンメトリーではないのです。中心をズラしている。
朱印をしてもらいながら、いかにも女子学生っていう感じの巫女さんに「どうして社殿は正面を向いていなくてソッポをむいているの?」みたいなオヤジ質問したら、「お参りして立ち去るときに参拝者の方のお尻が神様に向いて失礼にならないような配慮がなされているのです。」って。