書店人達の証言

小田光雄が今泉正光にこんなメッセージを発信している。
なんとか受信して欲しいですねぇ。
リブロと小川道明 - 出版・読書メモランダム

小川と田口の二冊に、リブロのイメージはかなり立体的に描かれているが、やはりもう一人のキーパーソンである今泉正光の証言も聞いてみたいと思う。それに彼はその書店歴から言っても、戦後の出版史と書店史と読書史における貴重な立会人であり、二人と異なるアングルからのリブロ物語が聞けるのではないだろうか。
もし今泉にその気があれば、ぜひ聞かせてほしいし、私でよければ、インタビューアーを務めてもいい。現在彼は長野に蟄居していると伝えられている。彼がこのブログを見ているかどうかはわからない。だからもしこのブログの読者で、今泉と親しい人がいたら、彼にそのことを伝えてほしい。

一箱古本市の歩きかた (光文社新書)

一箱古本市の歩きかた (光文社新書)

南陀楼綾繁の『一箱古本市の歩き方』は今日発売ですねぇ。今泉も聞くところによると新刊と古書の併売に意欲的らしい。
丸善松岡正剛とのコラボ「松丸書舗」の棚には古書も風格ある装いで陳列されていました。不思議なもので新刊と一緒にあるコンセプトで「本棚と平台」が構成されると、逆に古書ばっかりで棚陳列されたよりは古書の顔が見違えるように映えるのです。
復刻版、オンデマインド出版の本もありましたが、それらが、かような新刊書店の空間で新刊と一緒に曼陀羅陳列されると、新鮮な光を放つ。
曼陀羅陳列と言えば、今泉正光の陳列方式でもあったが、見ているだけでも愉しいですよ。
思わぬ発見もありました。スタッフも松岡正剛の編集学校の「師範代」がナビゲートしてくれるし、まるで、展覧会に彷徨ったノリでした。
さて、エコポイントでもらった図書カードでナンダロウの本を買います。