偶にはジャズで♪

▲Soul4 ft.Mattia Cigalini "Lisa"
マイミクさんの記事から引用します。

Mattia Cigalini。イタリアのアルトサックス奏者。まだ20歳。とにかくよく歌うサックス。この曲が入っているアルバムの"Arriving Soon"が非常に良かった。DMRは欧州ジャズ、ことにイタリアのジャズをバイヤーがよく引っ張ってくるのだが、ジャズが学校で教えられる音楽になったせいか、今はヨーロッパの方が元気なのだろうか? MUTOなどとは品揃えが全然違っていて面白い。

Ino Hidefumi"Suicide is painless"

こちらのマイミクさんの紹介文も引用。

『M★A★S★H』のテーマ曲。原作はリチャード・フッカー、朝鮮戦争下の"Mobil Army Surgical Hospital"(移動式米軍外科病院)に勤務する3人の軍医を主人公として描かれたブラック・コメディ&医療ドラマ。映画は70年公開でパルムドール受賞。のちに制作されたTVドラマの方は、最終回にアメリカのTV放送番組史上、視聴率潤・(確か77%)を記録。TVの方は見てません。
主人公の医者達がかなり馬鹿なことをやって周囲を笑わせにかかるんだが、「それ、カンペキにセクハラやん!」と突っ込みたくなるネタも多い。しかし、人間、本当に八方塞がりで気が鬱してくる環境にいると、自然と人を笑わせたくなるものだ。笑わないとやっていられないこともある。そんなときに、わざとらしくなく神経質でもない自然な笑いを提供できる人間はありがたい。
→原曲:http://www.youtube.com/watch?v=4gO7uemm6Yo
ビル・エヴァンスはアルバム"You Must Believe In Spring"でこの曲を演奏し、最終曲に置いている。収録前に妻のエレインを亡くし、兄のハリーを自殺という形で失った影響からか(二人にそれぞれ捧げた曲も収録されている)、耽美的だがエヴァンス独特の官能性はなく、ひたすらに透明な悲しみと抒情性が強く漂う。そんなアルバムの中でも、とりわけ危うい演奏になっていた。
戦争映画にビル・エヴァンス。それぞれに鮮烈すぎる記憶がまとわりついた曲だが、猪野秀史さんのはトーンがはっきりして、ロマンティックな感じに仕立ててあり、違う形で表現した感じ。DMRで聞いたのは7インチ盤の方だったが、強めのタッチに陰影がついてるね。基本的にクラブ・ジャズ/フロア志向なDMRでこういうのが置いてあるのは意外だった。