「アリス・イン・ワンダーランド」


昨日は国道1号線近くのシネコンで日本語吹き替えの3D映画『アリス・イン・ワンダーランド』をみました。アリスはエラの張った気の強そうな女の子でお馴染みのルイスキャロルのアリスとは随分イメージが違ったが、結局、アリスはシュミレーションゲームでネットの穴にもぐり込み、冒険旅行に出かけて女の子だけど、「通過儀礼」を受けて戦士になり果せて、地上に帰還。
(という僕の解釈です。)
婚約者を袖にして、雄々しく(女々しくではない?)女船乗りとなって、いざ鎌倉ではなく、「イザ!チャイナ」に船出する。これって、東インド会社創立の物語なのかなぁ。
「赤の女王」と「白の女王」が戦って「白の女王」が勝つわけなのです。
何故か、「赤の女王」って動画の様に頭でっかちで愛嬌がある。やたら、気に入らないと「死刑!」を叫ぶが、がきデカの「こまわりくん」に似ている。
岡本かの子の長編『生々流転』で女の子が様々な職業、乞食もするが、とうとう最後に女船乗りになって、雄々しく船出する。確か蝶子という名前の女の子だったよねぇ。その小説も思い出した。

3Dはやっぱ、字幕がないほうがいい。吹き替えで正解でした。
立体感がありました。でも、3Dだと言っても二次元の世界だから、どうしても、欠落がある。
地上に帰還。街に出て、匂いを嗅いだり、触ったり、味わったりしました。
そうそう、ジ・エンドで蝶々が目の前に3Dで迫ってきましたよ。
がきデカthe best 2