なぜ低い若者の投票率?

地域の「明るい選挙推進協議会」(白ばら)の会合があったのですが、結構、盛り上がって政治の関心の高さには予想以上のものがある。
「白ばら」機関誌に平成21年8月30日執行衆議院議員選挙年代別投票率統計グラフが掲載されていたが、今日、参加した白ばら委員は60歳〜69歳が一番多い。
まあ、日曜日の10:00〜12:00ですからねぇ。どうしても動ける老人?がメインになりますよ。
市の推進委員は約800人です。だけど、ボランティアで市からの予算がゼロだと言う。総会でも会計報告がなかったので、どのような会計実態になっているのか、僕にはわかりません。
でも、機関誌とか、セミナーとか、会合でお金がかかりますからねぇ。それに関する質問が推進委員の人からありましたが、市側のアンサーは予算がゼロなので、会計報告は必要ないの一点ばりでした。
どうも、わかりませんでした。とにかく市民の税金を使っていないとのことでしょう。
でも、活動運動費はどこから出るのでしょうか?
そこがもう一つわからなかったのです。
まあ、自分で調べてその上で質問するしかないですねぇ。
今日の宿題です。
ところで、ヘッドラインの低い若者の市の投票率ですが、
●20〜29歳=52.10%
●30〜39歳=70.93%
●40〜49歳=78.35%
●50〜59歳=88.48%
●60〜69歳=90.67%
●70歳以上=80.57%
●全体78.47%
僕が該当するラインは90%なのに、
20〜29歳の若者ラインが52%。40%近い落差ですねぇ。
この段差は大きすぎる。このあたりの分析はきめ細かくやって欲しいですねぇ。愛知県の教育大学のゼミで「選挙」をテーマに色んな調査をしてレポをしているとのこと。
確かにインターネット投票を採用すると、若者の投票率はアップするかもしれないが、それ以前に何故こんな落差があるのか、考えてみたいですねぇ。それほど、絶望が深いのか。
『絶望からはじまる希望』という方向指示器でありたいものです。
それは、そうと、会合から帰ると、
ミクシィさんから、ミクシィを退会されたのですか?
という心配メールが届いていました。
退会したのは間違いないのですが、
そして、ブログ名が『さようなら、私のブログよ!』になっており、
どうやら「さようなら」なんて、ギックとさせてしまったらしい。
ゴメンなさい。説明足らずでした。
今、読書中の大江健三郎の『さようなら、私の本よ!』から、
拝借したのです。
前田塁の『紙の本が亡びるとき?』を読んだら、
色んな意味でシンクロするところがあったのでした。
『さようなら、私の本よ!』は前田塁を通してですが、
僕もその中にどっぷりと浸かった感じで、
「さようなら、私のブログよ!」というネーミングを衝動的にアップしたのです。
色々とご心配をお掛けしました。
大江本の帯文は「絶望からはじまる希望」です。
茂木健一郎さんが言う「連結した多様性のクラスター」は世界中の国境を越えてだけではなく、世代を超えた(老人と若者)「連結した多様性のクラスター」が模索されなければならないのでしょうね。
例えば就職氷河期世代、ロスジェネ世代でも、若者たちの世代から訴えるものを焦点化して、選挙に出馬するとか、ちなみに公職選挙法における供託金は参議院選挙区が300万円で供託金没収点=有効得票総数÷議員定数÷8です。