退院そして、何故かメリーさん

前立腺ガン治療革命 (小学館101新書)

前立腺ガン治療革命 (小学館101新書)

本日、退院します。
でも、今月25日頃、又、入院です。
出たり、入ったりが、取りあえず10回コース続くらしい。
ということは、来年迄かかるという事です。
それ以降、ガンちゃんもバカじゃあないから、
変身、進化して抗がん剤に対抗するでしょう。
冷静な戦略的処方が必要なのです。
病院を出て地元の本屋を覗いたら前立腺癌に限定トピックの新書があった。
立ち読みすると、再燃、転移の章だてもあり新情報をコンパクトにまとめている。情報収集に便利が良い。購入しました。
この本屋の取次は日販ですが、入院する前に「今泉棚とリブロの時代」が一冊、棚差しであったが、今日、確認するとなかったので間違いなく売れたのでしょう。
僕が購入したのはジュンク堂天満橋店ですが、地元の本屋で一冊でも売れると嬉しいねぇ。多分、図書館でも取り寄せてくれるでしょう。
病院帰りに図書館に寄ったら、予想通り取り寄せてくれていました。
「今泉棚」とリブロの時代―出版人に聞く〈1〉 (出版人に聞く 1)

「今泉棚」とリブロの時代―出版人に聞く〈1〉 (出版人に聞く 1)

bk1の書評仲間のSlowbirdさんが「今泉棚とリブロの時代」の記事にコメントをくれてそれとなく横浜の都市伝説で映画にもなった「ヨコハマメリー」について言及していたが、僕がいた関内キディランド の時代ではメリーさんは白塗りではなくスッピンに近かったです。
おそらく、今泉時代、セゾンパルコ系でホビー関係を後年とらばーゆした某店長時代では、メリーさんは白塗りでよく店にきたらしい。某店長からメリーさんのお化粧の粉末が本の上に舞い、ハタキでよく掃除をしたとこぼしていたことを思い出しました。
「パルコ-セゾン」時代の前の街風景は伊勢佐木町の根岸屋を表象するような戦後の匂いがまだあったのです。
bk1さん!ありがとう - 葉っぱのBlog「終わりある日常」

追記:地元の本屋で朝日新聞出版のPR誌『一冊の本』10月号をもらったら、永江朗の新刊『セゾン文化は何を夢みた』という担当編集者の興味ある記事があった(p10)。確かに、消えたセゾン文化に変わってお金持ちのホリエモンらが象徴するようなIT企業はリブロ時代、セゾンでもパルコでも「そんな文化」なんて興味がないどころか、彼らの出自は「80年代的なおたく」でむしろ「西武セゾン文化的」なものを憎悪していた。確かにそうだと思う。そのような文脈に登場して大正啓蒙時代から続く「知」(丸山真男的なもの)に対するひっぱたたきで論壇デビューした赤木智弘につながってきたのだと思う。そんな見取りも可能でしょう。今泉正光的なもの×赤木智弘的なものを対比して考えてみます。まあ、その前に永江さんのこの新刊を読んでみる必要がありますねぇ。
セゾン文化は何を夢みた

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若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か

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参照:「出版と貧困ルポ」本を構想中 - 葉っぱのBlog「終わりある日常」
氷河期世代ユニオン : 考えよう、若者の雇用と未来−働くことと、生きること−