毎日新聞「明日へのカルテ」


毎日新聞で「明日へのカルテ」が連載されているが、今日は「第二部 医療格差をなくすには」で『情報の「壁」生存率左右』という記事でした。
一体、個人情報保護って何のため、誰のためのものなのでしょうか?

 拒否に転じた2市は、総務省策定の住民基本台帳事務処理要領を根拠に、「独立行政法人は国や地方公共団体の機関と異なり、住民票の写しを交付するには、個人情報の観点から本人の承諾が必要」と説明する。
 だが、院内がん登録を巡り、患者の同意書などを取っていない拠点病院は少なくない。ある病院の担当者は「いちいち同意書を取ろうとすると作業量が膨大になるし、同意が取れる患者だけだと、データに偏りが出る可能性が高い」とこぼす。

 僕は「がん登録」に関心が高く、病院にも直談判で問い合わせたし、府庁まで出かけたけれど、でも僕のように「がん登録」に関心も持つ患者は少ないみたい。対応に戸惑っていたもんねぇ。


山本孝史参議院議員が「がん登録」の議員立法に尽力したわけで、かような個人情報保護法が大きな壁となってなかなか思うようにゆかないと言うことを草場の陰からどのように思っているだろうか?