タジキスタン映画

入院で見ていない古い毎日新聞を読み飛ばししているのですが、
万博公園内の国立民族学博物館で「国境と民族」をテーマにした連続上映会「みんぱくワールドシネマ」の一環として、本日午後1時半から、タジキスタン映画『トゥルーヌーン イワノビッチの村』(ノシール・サイードフ監督 09年)が上映されるのですねぇ。上映後、東京外国語大非常勤講師の島田志津夫さんの解説がある。先着順で無料です。問い合わせ(06・6878・8210)http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/movies1011.html
興味があるのですが、ちょっと無理かなぁ。
毎日新聞の記事を紹介。

 91年に旧ソ連が崩壊し、それまで比較的自由に往来できた共和国間の境目は、独立国間の「国境線」となった。映画はこの出来事を背景にしている。国境近くの山岳地帯の村を舞台に、「国境線」に翻弄される村人たちの日常を美しい風景と共に描く。ー大阪版毎日新聞2010/10/30)ー

 領土問題はやっかいでその前提で国境線があるからね。「近代国家」を乗り越えないと「国境線」の自由往来が出来ない。同じ国際欄にロシアでソルジェニーツィンの『収容所群島』が初等・中等学校(11年制)の最終学年で必修扱いで学校教材に採用されるという記事があった。ナタリヤ夫人が教材用に1/4に短縮したもの。
 この本の完全版が病院の図書室にもあるのですが、今度の入院の折にもつまみ食いで読んでみよう。前にも手に取っていますが、精読はなかなか出来ない。でも、つまみ食いでも面白いエピソードを次から次へと読めますよ。
収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察収容所群島〈2〉収容所群島〈3〉収容所群島〈4〉収容所群島(5)収容所群島(6)