退院です。

3•10は抗がん剤点滴、3•11はホルモン療法、そして大震災。
震災報道に触れながら入院したのですが院内に本社が福島県にありバンコクで単身赴任して働いている人からケイタイがあって共通の松島の知人の安否を気づかい、僕がケイタイしたら通じてました。
水をもらいに並んでいるということでした。
まずはホッと。逆に僕や老母の心配をさせてしまった。そんなこともありました。
退院後、ムクミケアとしてメディキュートを求めたのですが、やはりサイズが合わない。26、5サイズのストッキングを求めて爪先をカットして改良するしかないかも。
毎日新聞の夕刊が配達されたので久しぶりに毎月掲載の「月刊ネット時評」を読む。山形浩生が「既存メディアの見直し迫る 震災報道での問題点」とのことで震災報道をネットと既存メディアの望ましいコラボの方向性が段々と出来てくるきっかけになるんじゃあないかと捉えている。確かに、震災当日の夜は唯一あてになるメディアはツイッターなどだったでしょう。電話やケイタイメールに対してインターネットだけは異様な堅牢性を示した。

まさに、色んな意味で3・11以降は位相が変わった。そんな強い気配を感じ入退院しました。
4月から月刊ネット時評の論人は赤木智弘宇野常寛高原基彰の三氏が交代で執筆するとあった。どんな論陣をはるのだろうか?
特に赤木さんには久しぶりに打ち返されてもいいから直球勝負の剛球を投げて欲しいねぇ。