マイ・バック・ページ

マイ・バック・ページ - ある60年代の物語

大阪ステーションシティシネマで久しぶりに映画を見ました。川本三郎原作の映画『マイ・バック・ページ』です。
川本さんは僕と同年の１９４４年生まれ。そう言えば藤原新也、辺見庸、広河隆一もそうですねぇ。
原作は確か単行本、河出文庫と二度読んでいる。微細な記憶はあいまいですが、原作は熱くなって一気読みした記憶がある。
そんな濃度の高いものなので、映画はどうかと思ったのですが、どこかで誰かが書いていたが川本三郎さんが試写会で号泣したとのこと。今日、映画を見て、川本さんが号泣したのはなんとなくわかりましたよ。だって、最後に妻夫木聡が映画「ジョゼ虎〜」のように泣いてしまったが、僕も少し泣いてしまった。色んなことが走馬灯のごとく点滅しましたからねぇ。
劇中劇で『洲崎パラダイス赤信号』が上映されていたが、この映画は大好きで又観たくなりました。
ｂｋ１にも書評投稿しょうと思ったら、もうすでに熱過ぎる書評がこんなにもアップされている。
http://www.bk1.jp/product/03326857/reviewlist/
これ以上書くには度胸がいりますねぇ（笑）
映画『マイ・バック・ページ』 予告編 - YouTube
◆吟遊旅人：blog版