病名は完全「房室ブロック」

病名が明確になると、一段落。

「房室ブロック」
  右心房にある洞結節と呼ばれる特殊な組織で発生した興奮は、刺激伝導系という電線を伝わって規則的に心室に到達し、心臓全体がリズミカルに収縮しますが、時にこの興奮が途中で途切れてしまうことがあります。電線の通りが悪かったり、切れてしまっていたりする状態で、「房室ブロック」と総称されます。
  特に、まったく前兆がなくある瞬間から突然何秒間か電気が途切れてしまうような「高度房室ブロック」という状態は、危険な徐脈性不整脈の代表で失神発作や突然死に結び付く大変危険な病態です。急いでペースメーカ治療をする必要があります。(図5)
――★http://www.jhf.or.jp/senmoni/q&a/fuseimyaku_tiryo.htmlより――