がんワクチン

がんペプチドワクチン療法

がんペプチドワクチン療法

NHKの「あさイチ」を視聴したら「がんワクチン」について放映していた。
この治療方法は前から気になっていたが、どうなんだろう。

臨床研究に参加する条件 がんワクチンはまだ承認されていません。
受けるには臨床研究に参加するという方法がありますが、さまざまな条件があります。また、誰にでも効果が認められているというわけではありません。
≪臨床研究 参加の条件≫
・がんの種類
・進行度
・白血球の型・数
・リンパ球の数
・治療歴
・期間・人数
臨床研究が行われている病院の問い合わせ先(1) VTR「すい臓がんの女性が受けたワクチン」、「ぼうこうがんの女性が再発予防のために受けたワクチン」はこちら
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター 中村祐輔研究室
ホームページ:http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/
(トップページに病院一覧が貼り付けてあります。)
電話:03−3443−8111(代表)
(2) VTR「小細胞肺がんの男性が受けたワクチン」はこちら
久留米大学病院 がんワクチン外来事務局
ホームページ:http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/
電話:0942−31−7975
■注意■
「がんワクチン」についてインターネットなどで検索するとさまざまなサイトにつながり、誰でもすぐ受けられるように感じます。しかし、がんワクチンは日本ではまだ承認されておらず、その効果を確かめる臨床試験の段階です。がんワクチンを希望する方は、そのことを十分考慮する必要があります。

http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/02/06/01.htmlより
まだ受け付けている病院は少ないですねぇ。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/cancer_peptide_vaccine0203.pdf
前立腺癌、小児がんにも効果があるみたいで、承認を求めて研究がなされているわけですが、
患者は臨床研究に参加することによって費用が軽減されるわけです。
但し、手術や抗がん剤放射線などがあくまで標準治療でそれらの治療が効果がなかったという判断で
ワクチン治療が受け入れられる手順になっているみたいで、
一足飛びに「がんワクチン」の臨床研究に参加出来るとは限らない。
放送では先生の話では希望者の半分か三分の一ぐらいしか受け入れていない現状らしい。
それから実際の治療が始まるまえに「テーラーメイドペプチドワクチン」という血液検査で患者の状況を調べますが、
この費用は患者負担で保険適用がないみたい。約100万円とのこと。入口の敷居も高いですねぇ。
先生の予測では大体、保険適用になるには5年ぐらいかかるみたいですねぇ。癌の種類によって多少のタイムラグがあるけれどもねぇ。