孤高の王か?


昨日の診察でPSA数値は77越えで間違いなくもう抗がん剤が効いていないねぇ。想定外でナットク。
今後は抗がん剤点滴に端から反対していた放射線科医の近藤誠モードで方向指示器を切りかえるとしよう。
でも14回も点滴を打ったのは充分の量でもあったのです。
今日も診察で主治医と相談して今後の治療方針を決めるが抗がん剤点滴は当分やめることは間違いない。
ただ、ホルモン注射を継続するかどうか。
このホルモンも効かなくなかったですから。
ただ抗がん剤とちがって殆ど副作用がない。
抗がん剤は副作用が怖い。
効かないのに副作用だけ効くと言うのはアブノーマルですよ。
今月の文春に「がん特集」ある。それより巻頭特集の「橋下徹」ですかねぇ。読んでみよう。
果たして彼は大阪版現代の孤島の王?かどうか。
そう言えば友人のY氏からメールが来て「週刊ポスト 5・18号」の小沢一郎問題の記事は
大局観に基づいた読むに値するものであったとのこと。
さっそく病院のコンビニで手に入れ待合室で読んだが、
つくづく思うのは何故、大新聞、テレビ局でかようなまっとうで冷静な取材に基づいた分析が出来ないのか
記者、テレビ局のコメンテーターの能力の劣化か、わかっていてわざと捏造しているのか唖然とするばかり。
参照:「小沢一郎は無罪でも消えろ」 暴走検察と併走する巨大メディアの大罪 週刊ポスト 2012/05/18号 赤かぶ

こんな常識的なノーマルな記事がせめて大新聞ぐらいはプライドを持ってアップして欲しい。
小沢一郎問題に関してはあまりにもアブノーマルな視点が多い。
まあ、小沢一郎が孤高の王?か、わからないけれど、
僕よりもう年上だからねぇ。若い政治家、思想家、アクティビストがどんどん出てきて欲しい。
せめて判決文を読んでからコメントして欲しいよねぇ。
http://www.news-postseven.com/data/ozawa-jud.pdf
毎日新聞の連載で哲学者のアガンベンギリシャ、イタリアで今噴出している動向をレポしていたが
確かにギリシャローマ帝国はある面では現代のこの資本主義社会のOSを構築した源流でもあるわけですよ。
その彼らがノンを突き付けているわけ。
おそらく、無意識にもはや「資本主義OS」は劣化して駆動しなくなり始め「新しいOS」が欲望されているのではないか?
そんな時代背景の中で「孤島の王」が出現するかも知れない。
榎本香菜子の2005年に主体展に発表した「孤独の列島」画像をアップしました。http://www.h3.dion.ne.jp/~e-kanako/
文藝春秋 2012年 06月号 [雑誌]