2007年は緩和ケア元年

厚労省白書より「?.わが国の医療提供体制と緩和ケア5.医療改革の方向と緩和ケア」
http://www.hospat.org/hakusyo/pdf/2008_1_5.pdf

この指針において,緩和ケアについては,まず,目指すべき方向として,(1)終末期だけでなく治療の初期段階からの緩和ケアの実施,(2)診断,治療,在宅医療など様々な場面における切れ目のない緩和ケアの実施,が掲げられた。そのうえで,医療機関ごとに緩和ケアの目標と求められる事項を定めた。
まず,がん診療連携拠点病院などの専門診療機関の目標として,(1)治療の初期段階から緩和ケアを実施するとともに,緩和ケアチームによる専門的な緩和ケアを実施すること,(2)身体症状の緩和だけでなく,精神心理的な問題への対応を含めた全人的な緩和ケアを提供すること,を掲げた。また,求められる事項として,(1)専門的な緩和ケアチームを配置していること,(2)専門的な緩和ケアを外来で実施可能であること,(3)退院後の緩和ケアを含め,他の医療機関と診療情報や治療計画を共有するなどして連携可能であること,を掲げた。

枚方市は橋下さんとこと違って「医療・健康・平和」の街づくりを標榜しているから頑張って欲しいなぁ。