村上春樹

アキバ三人、薫の君

大塚英志の『村上春樹論ーサブカルチャーと倫理』を読んでいると、とても気になる言葉があるそれは「母としての男」なのですが、まあ、吉本ばななの『キッチン』におけるオカマのお母さんをイメージすればいいのかもしれない。江藤淳の『成熟と喪失』から小…

戦後民主主義の処刑小説?

徹底した戦後民主主義者で高橋哲哉らとともに戦争責任を問う小森陽一のこの『村上春樹論』は徹底した論理の積み重ねで、しかもテクスト『海辺のカフカ』の文脈に沿って深く深く切り開く手際は見事と言って過言でない、そしてその論述の仕方で延々と逃げ場の…

haruki murakami

bk1に又、レビューアップしました。村上春樹の『アフターダーク』ですが、もうすでに、アップ件数は18件です。ハルキは読後、何かを言いたくなる、書きたくなると、shohojiさんのお嬢さんが、おっしゃっているらしいので、フランス語訳は何点画…