新刊もあるブックオフのオンラインスタート?

 知ったかぶり週報さん経由なんですが、ブックオフのオンラインがスタートしたんですね、早速、覗いてみました。
★こちらが入り口です。新刊も取り扱っているらしい、どうなっているの?
  http://www.bookoffonline.co.jp/top/CSfTop.jsp
★イーブックオフとは又違うのですね、
 http://www.ebookoff.co.jp/index.jsp
★そして、又驚いたのは、元bk1の河野さんが、同社の社外取締役として参加していますね、
 その経緯などが河野さんのブログにアップされている。
 http://smashmedia.jp/blog/2007/08/000399.php

例えばマンガを全巻揃えるときに、なるだけ安く揃えたいけど中古だけだと歯抜けになる、というのはよくあります。全10巻のうち、3巻と5巻だけ中古が見つからないとかね。そういうときに、そこだけ新刊で補えばとっても便利です。それを自動化できればさらに便利。

 なるほど、僕はマンガではないけれど、日常的にそんな買いかたをしていますね。これを「大人買い」って言うのですって。
 様々な流通回路が増えてゆきますね、一体、再販維持制度との整合性はどうなっているんだろう。実際のところ、新刊と中古が並んだにしても、仕入れ伝票を見せてくれるのならともかく、本当に、中古で仕入れた本か、新刊で仕入れた本か、どうやって見分けをつけるのだろうか。

このやっかいなもの、

 「<権利>と国家と資本主義」萱野稔人『交差する領域 15回』が更新されましたね、
 ◆〈権利〉の体系のもとには「権利」のイメージに背反するような暴力の運動があるのも、これと同じことなのだ……?
 なるほどね、「暴力反対!」で暴力がなくなるわけではない、いや、「平和維持のために戦争が起こる」
 生田武志が『フリーターズ・フリー 1号』で論考している、

 そして、ひきこもりとはある意味で従来の労働のインセンティヴが自明性を失い、「何のために働くのか」という問いを生か死かのギリギリの地点で問うものだった。「国家・資本・家族」という「内的因果関係に立つ三極構造」と「私」との関係が、いま問い直されつつある。(p256)

 この問題とつながっている。
 参照:id:kwktさんの萱野稔人×北田暁大トークイベントのレポートです。とても簡にして要、ありがとうございました。