嶽本野ばら/サリンジャー/乙女って何だろう？

　サリンジャーの「ライ麦畑のキャッチャー」モードになってしまったのか、昔々、忘れ果てた無垢の美心（ミシン）について、愛憎こめて思いやると、どうしても、ホールデン君は好きになれず、妹のフィービーが大きくなったら、どんな風になるだろうと、考えていると、嶽本野ばらの【乙女心】にヒットした。サリンジャーの書評投稿を見ても皆さん、昔を懐かしがっている。現役の同世代の少年、少女達の声が少ない印象を受けました。若者達は野ばらを読んでいるのだろうかと、そんな興味から、手に取ったのでした。って言う前口上で、ｂｋ１に野ばらの『ミシン』をレビューアップしていました。#“ここ”です。久しぶりの友達のメールに野ばらことが書かれていたので、ぼくにとってはミステリアスな彼？彼女？ああ、わからなくなります。