ポルノブレイク

◆前日のエントリーは沢山の示唆に富む長文のコメントがあり、感謝感激、色々と思わぬ気付きもありました。それで、折角のコメントの流れなので、前日のテーマにもかぶさるものを書いて、こちらに遠慮なくコメントしてもらいたいと思います(勿論、前日のテーマに関するコメント大歓迎)。それで、珈琲ブレイクのような心持でポルノについて書いて見ます(何か無理やりの理由付け…)。
昨日のさわこさんのコメントを読んでいたら、僕の中にインプットされているオススメポルノ小説は何だろうかと考えたら、すぐに思い浮かんだのが、作者不詳で翻訳は詩人の田村隆一の『我が秘密の生涯』です。検索すると、ちゃんとデータがある。いまだに売れ続けているのです。僕が現役の頃、全巻平積みしていましたが、安定した売り上げで、恐らく何十年とコンスタントに売れ続けているのでしょう。原著も売れているはずです。画像データの河出文庫はダイジェスト版ですが、富士見文庫で全訳が出ていますね。それからアポリネールですね、『若きドンジュアンの手柄話』は明るくモヤモヤしましたね、本邦では、山田風太郎の「くの一忍法」の女忍者のわけの分からない性愛術。『鯨神』芥川賞を受賞した宇野鴻一郎のポルノ小説。残念なことに宇野さんのポルノはネット書店で手に入らないのですね、データがないのです。あんなに、夕刊新聞、スポーツ新聞に連載していたのに、彼の本が全く消えていったのはちょいと寂しいもんがあります。勿論、図書館に資料としてあるわけはない、まあ、国会図書館にはあるかも…。それでも、宇野鴻一郎の原作をマンガがにしたものが結構ブックオフあたりに行くと見つかると思う。でも、日活ロマンポルノとして鑑賞出来ると思います。こんなサイトがありました。
♪宇野鴻一郎♪。彼の文体は後にも先にも宇野しかいないと言った宇野鴻一郎文体で、先ほどネット検索したら、何と、大阪弁、熊本弁、広島弁をツールとする変換サイトのサービスがあったので、覗いて見ると、宇野鴻一郎の文体変換ツールもありました。大いにナットク。彼の本は一行読んでも、すぐに宇野鴻一郎とわかります。取り留めのない話になりました。前日のエントリーの尻尾と思って下さい。あってもなくてもいいようなものです。でも、活字ポルノはある時期、コミケを舞台にコミックとして大きな流れになったのですが、ゲームから村上隆のフィギュア、アニメになると、僕はもう霧の中ですね。村上隆のフィギュアがアメリカで6千万円で売れたと聞きましたが本当ですか?一昨年雑誌「美術手帖」の付録で『村上隆フィギュア』がついていましたが、買った人が多かったみたいですね。何か巨乳のリカちゃん人形みたいで、洒落で遊ぶにはいいかもしれないが、部屋に飾る気はしませんね、そう言えば、大塚英志東浩紀の雑誌対談で「村上隆のフィギュア」について語っていました。村上隆に関しては茂木健一郎さんの文脈を支持しますね、『クオリア日記』♪♪