後藤和智事務所

先日、某出版社からムック雑誌で「ブログ特集」をやる、ついてはこの『千人印の歩行器』を紹介したいとのメールを貰いました。この雑誌のバックナンバーは僕も持っているほどポピュラーなもので、本屋、量販店のパソコン売場にも置いている。多分、○万単位で刷られるものでしょう。別に支障はないので、OK!しましたが、担当編集者に過日、ライブドア・ニュースに半日、このブログが「本屋万引き事件」エントリーにリンクされてアクセス数が平均一分間一アクセスの状況だったと説明しました。だから、この雑誌に『千人印の歩行器』が掲載されることによって、どの程度、アクセス数がアップするのか、僕なりに興味をかきたてられました。刷り部数は企業秘密でしょうが、元書店員としては大体、想像出来ます。実売も概算して、例えば一万部に対して何人の訪問者が来てくださるのか、その検証は、ちょいと面白い。まだ、発売されていないので、雑誌名は今のところは内緒ですが、発売されたら公表します。そんな事情で、僕のブログ紹介では何か心許なくて、僕がアンテナはって良く訪問しているブログを当分の間、勝手にコメントつけてアップ紹介しょうかと思っています。もし、支障があればレス下さい。一回目は後藤和智事務所のブログです。そうして、僕のブログを踏み台にして、こんな熱い若者ブログを訪問してくれれば、いくらかでもほっとした気持ちになれます。⇒『正高信男という頽廃』(3/8エントリー)は、じっくり印刷物として読んでみたいと、思ってしまった力作です。彼はオヤジ連中の自分を棚に上げた安易な概念構成で、思考停止な思い込みに過ぎないテクニカル・タームを組み合わせて俗流若者論を流通させる潮流に我慢がならないと、若者らしく、剛速球一本で攻撃するのです。ぼくもオヤジですが、かようなオヤジ連中を見ると、そして何でマスメディアはトンデモ本的語りの若者攻撃に加担するのか、その苛立ちは、想像出来ます。でも、後藤氏のようにストレートに組織に寄らず、異議申し立てをする若者も少ないですね。特に同世代の若者達には勿論、俗流若者論で何かを語った気になっている大人たちにもこのブログを覗いてもらいたいものです。

付録:ネットから想像するに、彼は『名探偵コナン』を思い出させるものがあります。だからと言って、このコミックを精読していないのですが、コナンの画像がインプットされて、僕の中に勝手な像として張り付いているのです。後藤さん、ごめんなさい。「名探偵ゴトー」氏は声優の○○ちゃんのファンで、サイトの直球勝負の文体からどうしても強面かと想像してしまうのですが、やっぱし、意外と『名探偵コナン』がよく似合うと想像します。彼のブログ・コンセプトは明快です。僕のようにあれもこれもとアンテナを拡げていません。<トンデモ若者本スタディーズ>を徹底して攻撃しているのです。

参照:後藤和智氏bk1レビュー