春の古書大即売会in京都みやこめっせ

5/1〜5/5迄(10:00〜16:50 最終日は16:00迄)、左京区岡崎の“みやこめっせ”で古本市が開催されています。参加店舗は大阪、奈良、岡山、京都から42店舗で目録の御挨拶では室内ではおそらく日本一の広さの会場とありますが、東京池袋のサンシャインで開かれる古本市と同じぐらいの広さの会場だと思います。懐さびしいオヤジなので、冷やかし半分の気持ちでぶらりと流したのですが、それでもささやかながら、6点買ってしまいました。最近、ブックオフのような新中古書店で目が慣らされているためか、値付けを見ながら「やっぱし結構な値段がつくもんだ」と嘆きながら、折り合いをつけて☆木田元ハイデガーの拾い読み』(新書館)、☆宮台真司×宮崎哲弥『われらの時代に』(朝日新聞社)、☆オルテガ桑名一博訳『大衆の反逆』(白水社)、☆西井一夫×平嶋彰彦『「昭和二十年」東京地図』(ちくま文庫)、☆日野啓三『天窓のあるガレージ』(福武文庫)、☆寺田寅彦『柿の種』(岩波文庫)を合計三千七百円ぐらいで購入したのです。みんなバスケットを持って結構、本をピックアップしていました。いつも古本市で感じるのですが、店単位の陳列なのは当然ですが、全店舗を隈なく回るのはやはり骨が折れる。青空市では各店の雑本を集めてか、組合の会計になるのか百円コーナーの台、棚があるのが一般ですが、そんな脱力コーナーがありませんでした。ちょいと敷居が高いですね、長時間いると疲れます。主催は京都古書研究会とある。でも、ここはHPをもっていないのですね。アマゾンやネットの古本屋は探しやすさと値段の比較検討もできるから結構、調法していますが、リアルの古本屋のネットがまねのできないメリットは何だろう、う〜ん、直ぐには思い浮かばない。
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