インドチャイで一服

JR大阪駅から北に向かって中津の富島神社横の道路を挟んだ真向かいに見事に手の込んだガーディニングした庭が隠れ里のように表に覗いています。地下に向かった石畳の奈落の底の急勾配の突き当りが正面玄関なのですが、濃い緑の葉っぱに半ば隠れて店内が定かに見えない。営業しているのか、していないのか、何屋さんなのか、一見客なら全くわからないでしょう。道路に面した小さな看板に【CANTEGRANDE】と書かれているだけ。その下にメニューボードがあるので、やっとチャイと手づくりケーキとインド風料理を食べさせてくれるレストランだとわかる。ドアノブは20センチあまりの葉っぱの一葉でした。
オーナーの拘りが入る前からひしひしと伝わる。しかし、本当に分り難い場所です。方向音痴の僕でなくとも、中々一度来ただけでは再訪問しようとも迷子になる心配があります。ちゃんと地図で確認して梅田から散歩のノリで訊ね訊ね行ってください。約徒歩15分です。大体のところ近づいたら地元の人に訊いて下さい。僕は一人で二回目、行った時は「カンテグランテ」の前まで行ったのに気がつかないで通り過ぎたのです。鬱蒼とした草花のイメージがインプットされいたのですが、地下に向かっての傾斜にガーディニングされているので、表の道路からその見事な作庭が見えなかったため黙殺してしまったのです。
店内は広々とした空間でテーブルや椅子が様々にレイアウトされて、僕が座ったのはとてもラクチンなインド風?ソファーでした。窓越しに拝見する庭は蟻塚の花壇で、僕がゆったりと座っているポジションは性は間違っているけれど“女王蜂”の気分でした。店内には十数人、もっといたかな、でも、殆ど若い女の人ばかりで、冷静な目で見れば違和感のあるオヤジだったと思いますが、本人はゆったりと場に馴染んでいたのです。今度、又、是非とも行きたいなぁ、
ケーキが美味しかったですが、ランチしてみたいものです。