現役ジャーナリスト、編集者向けセミナー

武田徹さんが今年のジャーナリストコースの生徒募集をしています。今回は現役の編集者、ジャーナリストでいわばやる気のあるプロを対象にしたものです。とてもいい刺激的なものですね。オンライン日記から転載して、側面応援します。

みなさま(武田が仕事を一緒にさせたいただいたマスメディア関係者や、これについてお知らせしたい方にBCCでお送りしています)、ごぶさたしています(本当に久しぶりの方も含まれています)。お変わりありませんか?ジャーナリスト・評論家の武田徹です。今回はひとつ告知をさせてください。
●このたび私が特任教員として所属している東京大学先端科学技術研究センターで「リスク社会と報道」という公開連続セミナーを行うことになりました。
●去年のコースが学生やメディア未経験者向けだったのに対して今年は現役ジャーナリスト向けと謳っています(とはいえ対象者は、職制的には狭義のジャーナリストとしての記者職だけでなく、デスクなど編集職やディレクターなど広義に捉えていますし、メディアも活字、映像、出版、新聞云々と特に限定はしていません。組織に所属しているか、フリーかも問いません。「現役」という自意識があり、ご興味があればどなたでもご応募を歓迎します。ただし定員を超えた場合は選考をさせていただきます。また定員外で会場に余裕があればまだ「現役」ではないジャーナリスト志望者の聴講も受けつけようと思っています。こちらは個別に対応します)。
●「リスク社会化」を切り口に、科学技術から政治経済の領域まで、いわば文理を横断したアップトウデイトなテーマを、それぞれの分野の専門家に講義をしてもらいます(社会問題は文系、理系なんて区別なしに起きるわけで、今までの政治部、経済部、科学部といった組織の縦割りは現状にあっていないのではないかという問題意識を踏まえたカリキュラム設計をしています)。
●7月2日から、およそ月一回土曜日午後に開講。全8回を通して2万円と、登壇される講師の方々を思えば参加費は非常におやすくなっている自負があります。各階毎にまとめが入り、全体として「ジャーナリズムの現在」に関するひとつの見方を呈示出来ると考えていますので、できれば全回を通じてご出席頂きたいですが、多忙を極める仕事に就いておられるかたが多いと思いますので、欠席の場合は、機会を無駄にしないために応募者の推薦で同僚知人の聴講も可能とさせていただいています。また、テーマに的をしぼった個別の申し込みも空きがあれば受け付けます。
●講義では取材や記者会見のスタイルを取り入れ、聞きたいことを聞きたいタイミングで聞けるように配慮するなど、ジャーナリスト向けに特化したかたちで進められます。
●組織や、立場の違いを越えてジャーナリスト同士が繋がり会えるようにも工夫します。講師とのコミュニケーションも取れるよう工夫します。
●応募は6月20日まで。
詳しくはhttp://anzenansin.org/ouyou.htmをご覧ください。
●募集に苦戦していますので(笑)、このメールはご興味の在りそうな方や、ご関係するMLなどへも御転送頂ければ幸いです。
武田徹(ジャーナリスト・評論家・東京大学先端研特任教授)
東京大学先端科学技術研究センター
安全・安心と科学技術人材養成プロジェクト事務局
Tel: 03-5452-5482 Fax: 03-5452-5481 E-mail: anzen@mk.rcast.u-tokyo.ac.jp

武田さんのこのセミナーにかける強い思い入れはオンライン日記でロムして下さい。