光があふれ出る

武田徹日記で下に紹介した現役プロ向けジャーナリストコースの講師が発表されている。忙しくて、みのもんた、ナポレオン並らしい茂木健一郎さんも講師登録されていますね。脳科学から文学、美術、そしてこんどは、ジャーナリスト学校、その嬉しい悲鳴をクオリア日記“光のある方へ”にアップしていました。小林秀雄中村光夫の対談を聞いて

小林が、「私はねえ、つまらないと思ったものには、その瞬間に興味を失ってしまうのですよ。自分が愛するものだけに向き合っているだけで、それで精一杯だから」という趣旨のことを言っている箇所に再び出会った。

成程、でも、自分の愛するものだけでも掌から溢れ出てしまいますね。僕のような現役引退の男でも“愛するもの”、“関心をもつもの”だけでも、時間が足りない、“本を読む”ことがめっきり減っている。恐らく、このブログにかかる時間をカットするのが一番よいかも…。まあ、茂木さん自身もトークセッションでネット生活の時間を洗い直しなさいみたいなことをおっしゃっていましたが、段々、ブログに費やす時間が増えている。反省しながら、セーブ出来ない。茂木さんも忙しい忙しいと言いながら、クオリア日記は日々更新でデータ量も多いですね。武田徹さんも凄い。武田自身も書いていましたが、誤字脱字はものともせず、ブラインドタッチ(目がねをしないで、僕は老眼をはめます)で一気に打ち込んでいる。ロムする側は武田さんの笑える漢字変換で楽しんだりしているのですが…。
四十代は脂が乗り切ってどんどん、仕事ができるのでしょうね、うらやましい。
ジャーナリストコースの講師エントリーを勝手にコピペします。

ジャーナリストコース「リスク社会と報道」連続セミナー
 ジャーナリズムは調査取材を通じて隠れたリスクを正しく見定め、その危険を過小評価せず、逆に過剰な恐怖心を煽ることもなく的確に社会へ伝達して、問題解決に向けた世論を形成する使命をおっています。そうしたリスクコミュニケーションの担い手としての役割をジャーナリズムが果たすために、個々のジャーナリストはどのような知識、どのような技術を身に着けるべきか――。この連続セミナーでは、リスク社会で報道の仕事に携わる上で避けて通れない原子力、バイオ、環境問題、感染症などの分野に関する最新の知見を提供しつつ、科学技術が政治、経済と複雑に絡みあう状況を的確に読み解く方法を提案します。また報道の在り方を省みる視点も提供するなど、ジャーナリスト向けに特化したカリキュラム、講義形態で実施します。
出講予定講師
原子力高田純(札幌医大医学部教授)、遠藤哲也(元原子力委員会委員長代理)
バイオテクノロジー中辻憲夫(京大再生医科学研究所所長)、小松美彦東京海洋大学海洋科学部教授)
IT:佐々木良一東京電機大工学部教授)、白田秀彰(法政大社会学助教授)
感染症岡部信彦国立感染症研究所感染症情報センター所長)、牛尾光宏厚生労働省結核感染症課長)
脳科学茂木健一郎ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー)
リスクコミュニケーション;平川幸秀(京都女子大現代社会学部助教授)
携帯電話のリスク:上田昌文(市民科学研究室代表)
確率論的発想:小島寛之帝京大経済学部助教授)
ジャーナリズム;林香里(東京大情報学環助教授)
環境;加藤尚武(元鳥取環境大学長)
人口問題;鬼頭宏上智大経済学部教授)
【日程】
土曜日午後(13時30分ー17時15分)開講
7月2日,23日,8月20日,9月24日,
10月15日,11月26日,12月17日,1月28日(計8回)
参加形態
全回通し、または各回個別の応募。全回通しは基本的に応募者本人の参加となるが、業務上やむを得ない事情で欠席する場合は、応募者本人の推薦により、出席の権利を同僚・知人等に譲れるものとする(ただし、事前に事務局にFAXで代理出席者の名前などを申告すること)
【会場】
アカデミーヒルズ
港区六本木6ー10−1 六本木ヒルズ49F
【費用】
資料等実費 全回通し2万円 個別3000円
【募集人数】
約30名
【応募資格】
原則として、現在、新聞社・放送局・通信社等に所属しているか、フリーランスとして現在ジャーナリズムの仕事に携わっている人。(職種は問わない)
【応募方法】
全回通し参加希望者は氏名、連絡先、所属先、課題作文「リスクを報道する難しさ」800字以内を応募フォームまたはメールで提出。応募締め切りは6月20日。応募多数の場合は作文を参考にして選考をします。
各回毎の応募は定員に空きが生じた場合のみ受けつけます。開催1週間前に事務局まで連絡すること。
【問合せ先】
東京大学先端科学技術研究センター
「安全・安心と科学技術」プロジェクト事務局
Tel: 03-5452-5482
Fax: 03-5452-5481
Email: anzen@mk.rcast.u-tokyo.ac.jp
http://anzenansin.org/ouyou.htm

武田徹6/8「サブ政治とジャーナリズム」より。