ブログ資本主義 

 今年、姪が結婚するので、中華鍋を送ろうかと思っています。東急ハンズで品物を確かめたいのですが、東急ハンズ心斎橋と江坂しかないのですね、京都にもない、関西には出店し難い事情があるのでしょうか、トイレの洗剤も尿石を溶かす優れものがあるのですが、郊外店、量販店、近在の店を逍遥してもどこにもないのです。東京の東急ハンズ池袋店で購入したトイレ洗剤は便座をピカピカにしてくれました。別に東急ハンズでなくてもいいのですが、綺麗にならないトイレ洗剤は安くても意味がないのです。量販店のアイテムは全部同じ。これも上位20%のアイテムが全体の売り上げの80%を占める、どんぐり背比べ、金太郎飴の商品構成なのでしょう。出版界も似たような状況ですね、メタローグはどうなっているんだろう?ネットのアマゾンコムはニッチな売り上げ部数ランキングが10万点以下の商品が全体の売り上げの40%近くを占めると言う。リアル場とは全く違う売り上げ動向なのです。この特殊なトイレ洗剤は通販で手に入るのでしょうか、どうも、ネット、通販文化がこの国に根付けば、ビジネス地図がかわって行くでしょうね、週刊東洋経済の7/30号は『ブログ資本主義』特集で、表紙をはてな近藤淳也社長が飾っています。29歳ですって、若い!
 尚、この雑誌の記事によると、=ニッチの集積で稼ぐアマゾン=を「ロングテール現象」と分析しています。
 ところで、「萩尾望都と茂木健一郎との対談がポプラビーチ」にアップされています。ご存知かもしれませんが、とりあえず、アップ! 少女マンガはコマをはみ出す、身軽に越境する。男はバッド・トリップする傾向がある。男の自意識はホンマに厄介ですね。