動き、そして、入力まつがい

 さわこさんが『ほぼ日刊イトイ新聞』の「言いまつがい」に鳥のオリンピックで採用されたのですが、このページは初めて見るのですが面白いですね、日常的に結構、僕は「言いまつがい」をするのですが、さあ〜ってと、考えると思い浮かばない。
 「動きまつがい」は、身体反応だから忘れないのでしょうかね、簡単に思い出します。先日も、電車に乗ろうと、改札を通ったのですが、その短い時間の間に、僕は「入るのでなく、出るんだという」、脳内プログラムが自動的に変換したのでしょう。出るんだから、切符は取らない、それで、ふと、我に返ったら、ホームの階段が目の前にある。
 出口は背中の向こう。困りましたね、切符は中に入って消えている。女職員に事情を説明しました。勿論、真相は言わないで、
 「あの、切符を取ろうとしたら、回転スピードが早くて切符が中に巻き込まれてしまいました。悪いけれど、取ってくれる?」
 ちなみにさわこさんの「言いまつがい」はお子さんがフィギュアスケートの大会をNHKテレビで仲良く見ていたおり、お子さんが、アナウンサーの言葉に反応して、
 「ママ、鳥のオリンピックがあるの?」、「え??トリノか…」、と言うことらしい。
 しかし、みずほ証券の誤発注はシャレになんないですね、何百億円が一瞬にしてこの国から消えましたね。かぜたびさんのエントリー『ミスか陰謀か』は「入力まつがい」で納得する前に“ひょっとして陰謀か”という視点も大切だと問いを投げかけています。
 追伸:ぽまさんからのコメントカキコなんですが、『単行本 言いまつがい』は文庫と違って、言いまつがいのコンセプトにのっとり、色んな仕掛けがあるみたいですね。尚、ぽまさんも言いまつがいコーナーに掲載されたことがあるんですって、グーグル検索したら、一発で二件出てきました。*1
ぽまさんの個展も京都岡崎で始りました。

言いまつがい (新潮文庫)

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言いまつがい (ほぼ日ブックス)

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