始まりの始まり

kuriyamakouji2006-03-18

『本屋のほんね』さんが、新刊と古書の併売モデルとして平安堂長野店のことを紹介しています。ネットのアマゾンもさることながら、新刊書店の店頭でも珍しくない風景として段々と定着するのでしょうか?『文化通信』によると他書店と共同で併売するというのが新しいビジネスの動きでしょうか。
その店長がかってリブロ池袋店で人文棚を中心に「今泉棚」でカリスマしていた今泉正光さんで、まだまだ、健在で現場からかような仕掛けはリアル書店を勇気づけますが、併売以外に何かないですかね、アマゾンが出来得ないことで、リアル書店ならではの大技を期待したいものです。それは多分、学校、図書館などを含めた街づくり、商店街作りで構想する、点ではなく「場」で勝負しかリアル書店の生きる道はないと思う。時間で勝負すると、そりゃあ、ネットに負けます。空間つくりです。
「散歩の森」のようなコンセプトの街の本屋さんなら、入場料をとってもいい、そんなことを夢想しています。
「新しい仕掛けによって、これからリアル書店が始まる。そんな本屋さんを期待したいね」
参照:http://urag.exblog.jp/3367715/
   美しく騙されたい - 葉っぱのBlog「終わりある日常」
   新本・古本の併売 : 新・秋嶋書店員日記
ミクシィ保坂和志コミュ二ティに長崎俊一のリメイク版と言うべきか言わざるべきか、かって23年前に8mmで上映された『闇打つ心臓』がそのときも出演した内藤剛志室井滋の両俳優が全く新作として『闇打つ心臓』に登場するといった、ドキュメントとして鑑賞も出来る映画らしいですが、来月上映されるとのスレが立っていました。
保坂さんのコメントがスゴイ。「この映画によってこれから映画がはじまる、そういう映画だと思う。」、そこまで言えるなんてビックリ。それで、『闇打つ心臓』のHPを見たら、とてもスリリングで様々な想像を掻き立てられてしまった。梅田ガーデンシネマで見るしかないなぁ…。
長崎俊一監督といえば若い方にとって、山崎まさよしの『八月のクリスマス』という印象があるでしょう。勿論、多くの映画は映画史に刻印されてはいますが、最初に撮った映画が高校時代で、脚本監督が長崎俊一、カメラは樫村晴香、役者が保坂和志なんて言う恐るべきライナップのエピソードが保坂和志&がぶんHPにアップされていますね。
けいとさんのインタビュー『俳優と作家』です。1972年頃の話でしょう。あの時代の空気はまだまだ、生々しい質感がありますね、