「脳強化(60歳以上)」の学習塾

kuriyamakouji2006-05-19

 マイミクの人が石垣りんの「しじみ」について書いていました。それで、コメント欄にカキコしたのですが、最近の僕は誰かのスレに反応して饒舌になる場合が多い。真っ白い空白で何かを書くことが出来なくなってきている。引用をしながらそれに乗るとか、そういう振る舞いが増えましたね、僕はこんなコメントを書いたのです。

 そう言えば、薬師丸ひろ子がこの「しじみ」を朗読したのをテレビかラジオかで、何十年前に聴いた記憶があります。
 石垣りんさんの「表札」っていう詩がブログでアップされていました。
 この詩に登場する病院の表札なんですが、個人情報保護法で、今では、表札には姓名が書かれていないみたいですね。
そう、番号なのです。まあ、患者の了承があれば、表示もいいでしょうが、先日、病院に行った時、携帯端末、患者カードを持ち歩いて、病室に置き忘れたり、ウロウロして、面倒になったもんだから、看護士に半ば冗談、本音もちょっぴり入っているのですが、人体埋め込みIDチップをオレの身体に装填してもいいよ、道ばたに倒れても、自分で救急車を呼ばなくても、飛んできてくれるし、若い頃は我慢ならないかもしれないが、年取ると、安全の悪魔の囁きで、「マイクロ・インプラント」がとてもいいツールに思えてくる、って言ったら、看護士(女)がマジにそんなのはイヤ!って言っていました。
 でも、50号の「The BIG ISSUE」の記事によると、米国食品医薬品局が04年に人体埋め込みIDチップの医療目的での使用を承認、人体への使用が始まっているとのこと。もう、身近にあり得る話ですね。

 しかし、近所の外国語を教えるセンターで、そのビルの前を通ったら、「脳強化セミナー」ってデカイ看板が表に出ていました。生徒募集!なんです。それはいい、許せる、何と「60歳以上」なのです。あくまで医療行為でなく、シニアのためのお勉強、教育行為なのでしょうが、ひょっとして民間の学習塾で生徒が少なくなってきたもんだから、2007年度問題に先取りしてそんな「60歳以上をターゲット」にした「脳強化の学習塾」が巷に出現する予感がありますね、イヤだなぁ…。
追記:先ほど、デジカメで撮りました。右側のビルの二階が受け付けで他の教室は主に色々な外国語を教えているのです。左側は仏壇屋さんです。店前に3メートル近い仏像が立っています。