公民館で映画を観る

男たちの大和/YAMATO 限定版 [DVD]「男たちの大和/YAMATO」オリジナル・サウンドトラックYAMATO浮上!-ドキュメント・オブ・『男たちの大和/YAMATO』- [DVD]戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)
 だいぶ、時期遅れですが、地元の市民ホールで映画『男たちの大和/YAMATO』を朝10:30から見ました。10時前にホールに行ったのに、老若男女(若は少なかったです)が、もうすでに100人以上も並んでいました。まだ、まだ、見たい人がいるのですね。今日一日だけの上映で朝、昼間と夜と三回で二階も開放していたので、合計で2000人は入場したのでしょう。シルバー前売りで僕の場合は800円でした。一般の当日券は1300円だから、一日の売り上げは200万円位でしょうね。この街には映画館がないのですが、市民ホールで映画を上映すると結構、人が集まりますね、今この街で公民館の民間委託について議論が沸騰していますが、いまでもかような有料の催事が結構ありますね、
 もうこの映画については僕の周りでも見た方が多く、今更、ストーリーの解説をしても仕様がないし、会場では立派なカタログを売っていましたね、800円でした。買わなかったけれど、そうだ、この売り上げもありますね、そして多分、会場のスタッフには見たことのある制服を着た女の人たちがいました。僕が通院している大学病院のナビゲートをしている人材派遣会社経由の女の人たち(従来は病院側の人たちがやっていたようなお仕事をしていました)と同じような制服を着ていました。多分、同じ人材派遣会社でしょう。公民館の廃止問題も、管理形態を変えるということで、人材派遣会社の人たちが現場の中心になって経営するということなのでしょう。この街の地域の公民館は建て替えが殆どなされておらず、市役所も古い建物です。僕が最初この街に引っ越しして40万以上の人口を擁する大都市の市役所なのに、食堂がないことに驚きました。どうやらハコものにはあまり投資していなくて、その分人件費にまわしているのでしょうか、
 僕は、図書館も公民館も設備が充実し、サービスもよくなるのなら、多少の有料化、管理も一部民間委託で構わないと思います。
 そうそう、肝心の映画については、ぴぴさんの『シネマ日記』を参照して下さい。角川春樹らしいお金のかかった映画で角川映画の典型でしょう。泣きたい人は泣き、楽しみたい人は楽しみ、予想通りの展開で殆どの人が満足したと思います。僕も800円の対価として文句は言えません。
 戦争文学と言えば大西巨人の『神聖喜劇』がコミックになっていますね、本屋の平台にボリューム陳列されていました。
 田口ランディの『被爆のマリア』も気になります。
神聖喜劇 (第1巻)神聖喜劇 (第2巻)神聖喜劇〈第1巻〉 (光文社文庫)被爆のマリア