眩暈!「不安こそ悦楽?」

 ものもらいだと思うが、先日、目医者に行きました。よく考えれば眼科医院なんて、通院した記憶がない。市販の目薬より少し濃い目のやつをもらって差し始めたのですが、だいぶスッキリしました。
 ◆パソコンの画面に長時間、釘付けが一番良くないと思っているのですが、なかなか禁欲的になれない、昨晩も長い間更新していなかった「壁の中」のkingさんのブログを読み始めたら僕には目を酷使するデザインなのですが、記事内容がスリリングでやめられなかったです。「小谷野敦」でしょう、「笙野頼子」、「大塚英志」、「仲正昌樹」、「内田樹」、「柄谷行人」、「北田暁大」をkingさんらしい手捌きで論じているのですが、結構、説得力があるのです。多少、僕の読解力が追いつかないところがありましたが、面白くて涙目になりました。でも、背景がグレーで文字もグレーの同色は僕の目には残酷です。僕からのkingさんへのリクエストは目に優しいデザインにして欲しいと思います。
 それから、それ以上に情報量が多いのがmacskaさんとchikiさんとの『キャンペーンブログ「バックラシュ!』ですね、イベント好きの僕なのでちょっぴりトラバで参加しましたが、せっかくアップされた関連情報を隅から隅まで読み込むことが出来ませんでした。そうしたら、本日朝一番に町内会のドブ掃除をやってパソコンを開いたら、多分本人さんに間違いないと思いますが『macska dot org』のmacskaさんからコメント情報がある。僕のメールアドレスがわからないので、詳細はメールでお伝えするからとのこと、え〜と、「再帰性」のバッチでもくれるのかなという勝手な妄想が生まれたので、とりあえずレスをしました。
 ◆先日、ミクシィで「フェミニズム」のコミュニティに入ってみましたが、どうして「フェミニズム」というテーマになると、論点が噛み合わないのだろう、具体的に問題を絞り込んで臨床的なテーマでやりとりするしかないのでしょうか、トピックで電車のあまりに女性蔑視の中吊り広告について、どう思うかとやりとりをしていましたが、かようなスレなら延々と続きますね、どうも、僕にはついて行けそうにないので退会しました。

 宮崎哲也氏が、ジェンダーフリー・フォビアの連中は、俺はモテないのに学校でセックスばかり教えてやがってと噴き上がるのだと喝破しましたが、性的弱者には性的多様性が自分を脅かすものに見えるのです。彼らは、自分と同じようなライフイメージを持つ人と一緒でないと、不安で仕方がない。自分を安心させる社会的関係性を「秩序」と呼ぶなら、彼らにとってはたしかに多様性が「秩序の紊乱」なのです。ー『バックラシュ!』35頁ー

 年寄りなら「不安」を楽しむ余裕がないし、理解出来るのですが、何故、既得権も持ち合わせていない若者であればあるほど、「不安」を奇貨として楽しまないのか、それが不思議です。「多様性」は悦ばしい事態ではないのか、でも、どうやらそうでないみたいですね、上でフェミニズムのコミュニティにちょいと参加して感じたことは僕よりもの凄く保守的で「男という神話」にすがりついているルサンチマンが多いということです。まあ、僕の今はジェンダーレスの状態なので、調子のいい放言が言えるのですが、「不安こそ悦楽」なのです。
 ◆そうそう、てるてるさん経由なんですが、禁煙に関して検閲をやれというフラッグが立っているのですね。僕は煙草を吸わないが、そこまでやるかと、恐ろしくなりました。又、めまいする原因が一つ増えました。(http://www.nosmoke55.jp/action/0606nana.html