ギャップ・イヤー?WORKSONG

Work Song (Hybr)
 茂木さんのNHKの番組を見たわけではないのですが、leleleさん経由で、ギャップ・イヤーについて拝見しました。ホント、ギャップ・イヤーって知らなかったのですが、『英国・学生の中休み:ギャップ・イヤー』というサイトがありました。「強制/ボランティア」のようなわけのわからないものではなく、とてもわかりやすくスッキリした制度ですね。問題は評価されるべきキャリアとして受け入れる風土が日本で形成されるかどうか、日本の文化っていまだに「無垢性」を評価しますよね、処女性(童貞性)、「新卒採用」、浪人生活も送らず、四年で卒業、横道、道草をしないで、社会参加する人の頭を撫で撫でする。
 中小企業なら僕が最初に就職(潰れましたが…)した会社で新入社員に配られた自己啓発書は『欠勤よし、遅刻よし』っていうヘンな本でした。まあ、中小企業ならそんのへそ曲がりなところがありますが、官庁、大企業にはそんな洒落もアイロニカルな不真面目さも通用しない企業伝統がありますよね。実際はそうでなくとも建て前はそう、
 まっさらな方が自分の企業の色に染めやすいというイージーさがあると思うのですが、会社戦略としてギャップ・イヤーを採用するためには、多分、中小企業はそんな人材を求めているでしょうが、大企業にはどのような閾があるのか、わからないですね。大企業に正社員として働いたことはないけれど、傍で見てると「身分社会」だなぁと思ってしまう。そのような社会にどっぷり浸かって働きたい人がいまだに多いですね。カードの作成、ローンの組み立て、そのような身分秩序に組み入れられると面倒な暮らしをしなくても、グーグル検索して自分から欲しいものを選択しなくとも、テレビのように押しつけがましくなく適度の温度で情報のシャワーを浴びせてくれる。
 そのような生活風土では「ギャップ・イヤー」の面倒さを受け入れる学生が少数であるのは致し方がないが、せめて社会が特に、官庁、大企業が、「ギャップ・イヤー」経験者を評価すると言ったシステムを受け入れることがあってもいいかなと思う。
参照:創造するためのギャップ・イヤー - 双風亭日乗はてな出張所
★hatenaにビデオキ」というサービス(YOUTUBEがあるので、
念のため「働く」というキーワードで検索したら、こんな動画がヒットしました。
哀しいロックです。♪♪♪♭♭♯♯♪
http://youtube.com/watch?v=CbKZSlGF-d0