五代目志ん生、そしてレーガン、風太郎

　頻尿の回数が増えて熟睡出来ない、夜中に五、六回が七、八回になると、寝不足で、昼間に突然、睡魔が襲ってくる。頭の中がどんよりとして集中できない、そんな状況なので、五代目古今亭志ん生の落語をこのところ聞いてばかりいる。志ん生の噺に浸かると、それによって脳が活性化されることは金輪際ないとは思うけれど、半睡の心持ちにはなる。でも、浅い眠りが一日の大部分を占める状態はやはりヤバイ。僕は映画で見たけれど、『明日の記憶』がＤＶＤ化されたので、老母と一緒に見る。年寄りの認知症でなく若年性アルツハイマー症なのですが、ちょいと刺激が強すぎたかな、老母の友達も市民ホールで見て感動したとの情報があったので、ＴＳＵＴＡＹＡにあったので借りてきたわけ。身を乗り出して見ていたけれど落ち着きがなかったですね、僕も他人事ではない、目眩と物忘れは、ぴったりと当て嵌まるチャートだもんなぁ。
　ホルモン注射も段々と効かなくなって、前回から薬の併用を始めたが、又、アガリクス原液でも飲んでみようかな、しかし、レーガン元大統領は、それによって前立腺癌を抑えた代わりに因果関係は判りませんが、結局アルツハイマーになったわけでしょう。これもヤバイ、まあ、志ん生の落語でも聞いて半睡、半酔状況で日々暮らしますか。
　山田風太郎もいいなぁ、何となく又、読みたくなる気分です。
◆アピタル（医療・健康・介護）：朝日新聞デジタル