不安定な安全基地

 やっと「ひかり電話」がつながりました。何時間不通という単位でなく、何日とは驚きです。詳しい情報を知ろうとNTTに携帯で電話して調べるのも同じことを考える人が多いからなかなかつながらない、やっとつながっても、「原因不明、回復の見込みも不明」で、不明を恥じるばかりで、どのような対処をしているかの説明もない、新聞、テレビなので、交通渋滞、事故などの情報を流すけれど、どうして、関西全域がつながらない状況なら、何故、情報を流さないのか?状況を知るために、テレビのニュースを見ても何の報道もない、どうして?
 そうしたら、「テロップを流すのは報道側の判断ですから」っておっしゃったが、本当にマスメディア側が報道価値がないと判断したのだろうか?、一体、NTT西日本の広報はどうしているのか、ネットで検索したら、このような事故が初めてではないのですね、よくあることだから報道の価値がないと判断したのか、少なくとも、僕にとっては初めての体験だったから、驚いたわけです。
 でも、NTT側は全然、驚いていない、その落差はどこからくるのか、ほとんどの人が携帯を持っている状況なので支障がなかったのでしょうかね、でも、仕事で固定電話を使っている人は困った事態が発生したと思います。
 電話も大事なインフラとしての「安全基地」ですよ、交通網の一種なのですから、NHKあたりで、渋滞情報の追記として流してもいいのではないか、こんなに不具合状況が多いのなら、せめて、自動でもいいから専用回線(時報は聴けたのです)で、情報を流すとか、ネットで詳細なサイトを常に公開するとか、そういうことをして欲しいですね、一人暮らしの年寄りは本当に困ってしまう、まあ、拙宅は僕が同居しているからいいようなものの、もっともっと、NTTさんは危機意識を持って欲しいですね。
 アナログ電話が愛おしくなりました。鈍いけれど頑強でしたね。
 てるてるさん、今、淀屋橋から帰りました。
 今朝、出かけにつながることを確認して、天満橋淀屋橋に出かけて、夕方、帰宅、駅から夕食の食材を「何がいいか?」と老母に聴くために電話したら、又、つながらない、まさか不通が直ったばかりなので、ヘンな事故でも起こったのかと、買い物を済ませて帰宅すると、老母は電話の前にいました。「電話があれば、明日、老人会で旅行に行くのでバスの中で食べる菓子パンのたぐいを買ってきてもらつもりだったのに、どうして電話しなかったのか」と、怒られました。まさか、と思ってNTTに電話したら、案の定、又、不通になっていた。それで、携帯して女の子に聴くと、朝、復帰したのは間違いないのですが、それで、いっせいにみんなが電話したんもんだから、又、大きな負荷がかかり不通になったということです。
 なんじゃこらさ、甘い!
 でも、発信は出来るけれど、受信が出来ないということです呆れてしまいました。つながれば、一気に電話するのは当然予測出来ることです。(まあ、僕は確認しただけで、それから全然電話しなかった)ですが、そんな人は例外の例外でしょう。甘すぎるのではないか、初歩的な危機管理でしょう。予測の数値がそもそも間違っているのでしょうか。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20061026k0000m020078000c.html
NTT西日本、ひかり電話の高負荷状態により最大95%の発着信規制